日本企業のフランチャイズ支援  その3 中東の永久品番

中近東に出店

17という数字は、今やもう、日本人にとっては、
大谷翔平選手のことを意味するものになりました。
毎月17日を、大谷選手を讃えて、何かに取り組む日にしようかと思ったりしています。

ここで、「永久」という言葉が 思い浮かんだわけですが、
中東とのビジネスにおいて、「永久」を思うことがあります。


当社のフランチャイズ支援というのは、まずマッチングになります。
お見合い場所のようなものです。
中東とお見合いするの? 考えてもみなかった と言われる方は多いと思います。

「海外展開したい」ものの、
「中近東出店に関心がある」ものの、
欧米程に情報はなく、アジア諸国程距離も近くない。
石油、お金持ちの国、
テロの多い国、はたまた危ない国 などと思って、そのままになっていたり。

ところが、中東諸国の人々は、かなりの親日家です。
日本が、輸出立国とよばれた頃、中近東にもかなりの商品が届けられ、
日本製の耐久性は、絶大な信頼を得たのです。
それは、今は昔、とはいえ、重いアイロンのある品番は、今も人気、売れる品番になっていたり、
Toyotaであれば、Land cruiserは、今は今、愛され続けています。
「お~日本から来たのかあ!」と 何度 感激の意味をこめて言われたことでしょう。。

更に、嘘をつかない、真面目に対応するということも、信頼される理由です。
気まぐれだったり、3時間前の話を知らない間に展開させる癖のあるお客を相手にする
輸入代理店にとって、「日本からの連絡は、確かだ」 という事で、
安心して、「日本からの出荷はいつなので、いつ頃にあなたに商品を届けられる」と
回答できるのです。
そして、「いい物は、いい。それは変わる必要もない。ずっと提供して欲しい」と
強く思う国民性と 私は長年お付き合いしてきました。

永久品番、永久メニュー、永久サービスは、中東諸国であれば、創っていけるのです。

私は、日本と中東の間にたち取引をする中、相互理解の大きな差に長い間接してきて、
中東のお客様にとても申し訳なく思ったり、寂しい思いを沢山してきました。
「中東向けは危ないので、対応しません」 と、企業様が窓を開けて下さらなかったこともあり、
お客様に説明できなかったこともありました。
それで、実は、今もこうして、この差を埋める架け橋として マッチングをしているのです。

中東の国民性や習慣など、行かない限り、分からない事は当然(中東に限らず)あることなので、
その点を出来る限り お伝えしていき、お見合いをし、結婚をして頂きたいと思っています。

もちろん、日本の考え方、フランチャイザーの考え方やり方、その背景にある事情に
理解を促し現地に伝えることも担っています。1月の出張は、まさに この理由によるものでした。

日本人は信頼されているのです。
ここに応じて下さる企業様と出会えることを 楽しみにしています。

中近東に出店

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