ブログ11 貿易で起業すること その2

ある集まりに参加した。 名刺を20枚ほど交換。
ここでも聞かれた。 が、今回は あらたに気づきがあった。

「貿易」ってどんな事をするんですか?


お客様がこんな物が欲しいと言われたら、そのメーカーを探して、
紹介して、見積りをして、海外に送っています。

幸いにも、この説明は相手に通じたようだった。軽くうなづいて下さったのだ。

貿易支援業って何ですか?


例えば、輸出でしたら、送りたい相手国の事情(関税などですが)を調べたり、
いくらで見積もればよいかなどアドバイスをしています。 
通関書類の作り方の実務指導支援もしています。
これも国によっては、ちょっとしたノウハウもあったりしますので。


こちらの説明も、どうやら通じたようだった。
ご自分が商品を輸入したい時に、誰に聞きにいけばいいのか分かりませんでした
と回答下さったのだ。


あ~。やっとなんか、通じた。
今回の説明で何がキーになって伝わったのか よく分からないけれど、
説明後の、「何となく不確か」と感じておられる様子は みえなかった。

これまでとどう違うのか。

いずれ気づくだろう。でも今思うことは、
貿易業、そして商社は、通関・物流代行だけでなく、次につながる
ヒントやアドバイスも提供するコンサルサービスなのだと。
これまで商社で働いてきた私は、商社ってコンサル業なのだと思ってきた。

だって、お客様の代わりになって、価格交渉、納期交渉を行うわけだし、
お客様の代わりになって、その国とお客様にできるだけ受け入れられる品質や価格を
提供するのだから。  それには、持っている情報を駆使し 時には新たに学びながら


逆もある。
メーカーさんの代わりになって、売り込むのだから、商品やサービス内容を
学んでから販売活動するわけで。


そのためにも、相手様を訪問し、話を聞き、困っていることがあれば、
解決策がないか一緒に考える。
自社だけで見えない悩みをお持ちなら、社員のようになって、意見を述べてみる。
ちなみに行きすぎた時は怒られたこともあった。アドバイスのつもりでいくつか提案すると、
”そんなにコントロールしようとしないでよ”と。
懐かしい思い出話だが、今からに活かし直せる。
こんな事を回顧できたのも、今回の集まりでのご質問だった。

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