ブログ9 輸出価格の見積り方

輸出価格の出し方が分からないというご相談を受けたことがあります。

もちろんそうです。どんな手順が必要で、そこにどんな業者がいて、経費として計上し、自社の手数料を含んで見積もるのか。 初めてであれば、当然です。

ちなみに、国内での場合と比較してみます。
1.荷物の大きさや重量の確認  ➡ フリマをされているなら この面倒が分ります。
2.1を扱ってくれる業者を探す ➡ 郵便局?S社?Y社?  となります。
3.配達先の住所と価格を確認。そして日数も必要に応じて確認
4.梱包する
5.業者の窓口へ持参、または集荷を依頼

海外に発送するのも基本は同じです。
異なるのは、
3.配達先が国外であること。通関(簡易通関含む)が絡むこと。納品書や請求書などを英語で作成すること。
2.国外向けの貨物扱い業者を探す。荷物が大きければ、通関業者、船会社または航空会社を探す。
  (危険品や規制品目ではない事が前提ですが)
4.海外だから 小さくて軽めのものは、投げ置き想定の梱包にする
5.大きくて自分で運べなければ、国内運送業者に依頼にする。

ややこしいですね。それで、運賃を計算したり、通関手数料をはじき出して、商品代に加え、
自社の手数料を加えたものが、売値になります。

もう1つは、発送する商品の価値です。相手国でも同様の商品はないでしょうか?
どんな価格で販売されているでしょうか。
マーケティングも、時と場合で必要です。

こんな事を 整理して簡潔にして、当社セミナーでお話しています。



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